こんにちは。
10/5(土)に講座「初めての刺しゅうアート-『野草のブーケ』ブローチづくり-」を実施したので
どんな講座だったのか、紹介します!
今回の講座は、刺しゅう作家の亀田 陽子氏を講師としてお呼びし、野草園管理所にて行いました。
▲講師の亀田 陽子氏
初めに野草園スタッフより、2022年にリニューアルオープンした鎌倉公園の紹介や
地域の自然を守るため、50年ほど前より存在している野草園の歴史について簡単にお話させていただきました。
その後は実際に野草園を見てまわり、
秋の訪れを感じたり、今回刺しゅうする野草を見たりしました。
▲みんなで野草園を見て回っている様子
今年は例年に比べると暑い日が続いたせいか、植物たちの花期がずれているようで
すでに咲いているはずの植物がまだ咲いていなかったり、もう咲き終わってしまったり…なんてこともありました。なかなか毎年同じように植物を見ることは難しいですね。
ですが、当日は曇り一時雨予報だったこともあり、ほどよく涼しく秋の訪れを感じられました。
今回刺しゅうする野草はヨメナ、ワレモコウ、オミナエシとありましたが
当日は実際にヨメナとワレモコウを見ることができました。オミナエシは見られず…残念。
▲ヨメナのなかま
▲ワレモコウ
▲ちなみにオミナエシはこんな植物です
管理所内に戻ってからは、いよいよ実際に刺しゅうをしていきます。手順等の説明を、亀田さんよりしていただきました。
▲刺しゅうを行う様子
分からないところや難しいところは、実際に亀田さんが参加者のそばに行き、手元で説明をしてくれます。
90分ほど、皆さんとても集中して作業をされていました。
無事に全員ブローチとして完成し、お持ち帰りいただきました。
同じデザイン画であっても、全く同じできあがりの作品はなく皆さんそれぞれ、とても素敵な作品ができあがりました。
参加者の皆さんからは、「緑に囲まれた快適な場所でやれてよかった」「野草園という素敵な場所が知れた」「初めてだったけど、丁寧でわかりやすい説明で良かった」などの感想をいただきました!
今回の講座では、実際に野草を見てから作品を作り始める、という野草園だからこそできることを皆さんに体験してもらえたのではないかなと思います。
自然や生きものをもっと身近に感じてもらえたら嬉しいです
(ム)